出血やお腹の張りが気になる場合は病院へ
お腹の張りや出血が気になる場合には、迷わず病院に行きましょう。特に妊娠初期は、「子宮の収縮によりお腹が張る」ということはあまり考えられません。
子宮を支える「靱帯」や「子宮広間膜」という部分が引っ張られるために、軽い下腹部痛やお腹の張りなどが起きる可能性があります。少し横になっていると楽になるようなであれば心配ないでしょう。1時間のうちに何度も張りを感じたり、痛みを伴う出血がみられたりする場合には、すぐに病院へ行きましょう。
張りや出血で病院に行く場合には、「いつから張りがあるか」「出血、おりものの量に変化はあるか」「お腹のどのあたりが張るのか」「1時間に何度張ることがあるのか」を確認し、先生に伝えると良いでしょう。
つわりの終わりに関する体験談
22週でひと段落した一人目妊娠時
一人目妊娠時は、一般的につわりが治まると言われる16週から大きくずれ込み、22週頃に体調が戻りました。仕事の打ち合わせで、長時間嘔吐せずにいられたことがきっかけです。
つわりの気持ち悪さを乗り越えられるかもしれないと自信が持てたことで、徐々に症状の消失に向かいました。ピタッと治まるというよりも、吐く回数が段々と減っていった感じです。体調が良くなっていたころに少し無理をしてしまい、一瞬雲行きが怪しいときもあったのですが、それもなんとか乗り切れました。どんなときも油断は大敵ですね。
二人目妊娠時は12週頃に消失
二人目のつわりはピークらしいピークを迎えぬまま、12週頃に消失しました。上の子の前で弱っている姿を見せたくないという気合いも、いくらかは功を奏したのかもしれません。気づいたら「あれ、気持ちが悪くない」という感じです。
味の好みは産後にようやく復活
味覚の変化は妊娠後期になっても続きました。大好きだった食べ物も、あまりおいしく感じないのです。むしろ、食べたくないなという気持ちの方が大きくなりました。
夫とは食の好みが似ていて、外に食べに行くのも楽しみのひとつだったので、産後も味覚が変わったままだったら悲しいなと気が沈むこともありました。しかし、出産してしまうと味覚は復活。食の好みも元通りとなり、そのDNAは子どもたちにも受け継がれています。
「つわり」は一時的なもの
ママのお腹の中に赤ちゃんがいる、という体験は、妊娠中にしか味わえないものです。自分の身体が「自分ひとりだけの身体ではない」という感覚は不思議なものですね。
「つわり」は赤ちゃんがママのお腹の中にいるときだけに感じる特別な感覚です。「つわり」は、本当につらく大変なものですが、元気に赤ちゃんが育っている証であると考えることもできます。つわりを少しでも前向きにとらえることで、赤ちゃんとママが心身ともに一緒の時間を大切に過ごせると良いですね。
※この記事は2024年2月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。