イエナプラン教育は日本のどこで受けられる?
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日本でイエナプラン教育を実践しているのは、2019年に長野県佐久穂町に開校した「大日向小学校」です。学校法人茂来学園が運営し、2022年には新たに中学校が設置される予定です。大日向小では私学にかかわらず入試制度を設けていません。定員以上の応募があった場合は抽選を行い、その結果をもとに入学者を決定します。
2020年4月には神奈川県の逗子・葉山エリアにイエナプラン教育とデンマークの教育、日本の教育を融合させた「ヒミツキチ森学園」が開校しました。愛知県豊田市には「たいようの子ども園」が誕生しています。
公立では2022年4月、広島県福山市にイエナプラン教育校を設置する計画が進んでいます。教育改革の一環として視察や研修を実施する自治体もあり、今後の広がりが期待されます。
イエナプラン教育は家庭でも実践できる?
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イエナプラン教育の20の原則やコア・クオリティーを理解し、子どもをひとりの人格を持った人間として尊重することで家庭での実践につなげられます。
たとえば、忙しかったり正解を知っていたりすると、親はついつい手や口を出してしまいそうになりますね。しかし、これでは子どもが自主的に考え工夫する芽をつぶしてしまいます。親が子どもをコントロールしないように、子どもの意見や思いにじっくりと耳を傾けることが大切です。
地域で行われるイベントに参加することも、社会や世界を知ることにつながります。お祭りや運動会で地域の人たちと交流しながら、本物の自然や文化に触れていきましょう。
イエナプラン教育のおすすめ本
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イエナプラン 共に生きることを学ぶ学校
発売日:2020年10月
著者/編集:フレーク・フェルトハウズ(著), ヒュバート・ウィンタース(著), リヒテルズ 直子(訳)
出版社:ほんの木
オランダで発刊されたイエナプラン教本の翻訳本です。学校運営を担う人向けに教育理論やコンセプト、実践に役立つアイデアがまとめられています。家庭で実践できるヒントもあり、イエナプラン教育に関する理解が深まりますよ。
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今こそ日本の学校に! イエナプラン実践ガイドブック
発売日:2019年08月
著者/編集:リヒテルズ直子(著)
出版社:教育開発研究所
オランダ・イエナプランを日本に広めたリヒテルズ直子さんによるイエナプラン教育のガイドブックです。イエナプラン教育の理論と実践がまとめられています。子どもにとっての学びとは何か、どのような教育が望ましいのかを考えるきっかけになりますよ。
イエナプラン教育で豊かな未来を描こう
イエナプラン教育は、誰もが大切にされ幸せであるための生き方を学ぶ教育です。自分が自由であると同時に人や社会に対して責任ある行動がとれる人が増えれば、未来が明るくなりますね。
まだ実践している教育機関は多くありませんが、今後日本各地にイエナプラン教育を取り入れる機関が増えていく可能性があります。多様性の時代に合ったイエナプラン教育の考え方に触れると、ママとパパ、そして子どもの人生がより豊かなものになるかもしれません。ぜひ参考にしてくださいね。
※この記事は2023年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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