更新日:2023年9月24日
著者:tomachako
育児・介護休業法が改正され、男性の育児休業取得を後押しする政策が打ち出されています。社会的な意識も変わりつつあり、男性の育休取得率は向上してきました。しかし、夫婦ともに満足のいく育休期間となっているかは別問題のようです。とるだけになっている男性の育休の実態と、満足度を上げるためのポイントを紹介します。
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厚生労働省が発表した「令和2年度雇用均等基本調査」結果では、男性の育児休業取得率が12.65%(※1)となり、初めて1割を超えました。
2023年4月からは、従業員が1,000人を超える企業は男性の育児休業取得率などを公表することが義務化されます。パパの育休取得をうながす環境が整いつつあり、育休を取得する男性も増えています。
ところが、育休を取得したパパの家事・育児時間について調べたところ、家事・育児時間が3時間以下という回答が47.5%を占める結果となりました。育休を取得したにもかかわらず、育休を「とるだけ」になっている実態が浮かび上がったのです(※2)。
このように、パパが育児や家事をする時間が短く、パパの育休取得に対する満足度が低い状況を「とるだけ育休」と呼んでいます。