更新日:2024年2月27日
著者:ままのて編集部
多くの妊婦さんが経験している「つわり」ですが、その原因は長いこと不明とされてきました。しかし、つわりの重症度につながるホルモンが特定されたという研究成果が海外で報告され、話題となっています。つわりの症状改善につながるかもしれない今回の発表について解説します。
本ページはプロモーションが含まれています
2023年12月、国際的な総合科学ジャーナル「Nature」に、つわりの原因について興味深い研究成果が発表されました。
この研究はイギリスのケンブリッジ大学の研究チームが主導したもので、妊娠中の女性の70~90%(※1)が経験する吐き気や嘔吐といったつわり症状に、GDF15(成長分化因子15)というホルモンの値が関連していることを示す研究論文が掲載されています(※2)。
原因となるGDF15がどのように身体に影響しているのか、つわり対策がどのように変わる可能性があるのかをみていきましょう。